ひき算 素過程の100題をマスターする

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ひき算もたし算と同様に、素過程という基礎計算が100題あります。

これもくりさがりのないものとあるもの、そしていずれもかんたん、ふつう、むずかしいの3段階に分けて教材を作ることにしました。

こちらが引き算の素過程です。

ひき算素過程一覧
くりさがりのないものが55題、くりさがりのあるものが45題です。

やはり5.2進法でさらに分類してみました。

くりさがりなしは

1. 5までの引き算

2. 8-2のように、5のかたまりから出た分の数を引く引き算

3. 9-5のように、5のかたまりを引く引き算

4. 6-3のように、5のかたまりの分解と合成をする引き算

この4種類に分け、1をかんたん問題、2と3がふつう問題、4を難しい問題にしようと思ったのですが、そうなるとむずかしい問題は

6-2
6-3
6-4
7-3
7-4
8-4

の6問だけになってしまうので、9-7のように5のかたまりを分解しなくてもできる問題も、数が大きいという理由でむずかしい問題に入れて分けてみました。

くりさがりのある引き算はどう教えたらよいか

くりさがりのある引き算については、5.2進法だけで指導するのはなかなか難しそうです。

問題によっては、10から引いた残りを一の位の数と足す減加法も同時に取り入れたほうがいいようです。

くりさがりのある引き算の指導方法については、小学校の先生のための算数の授業例を公開している石原清貴氏が「算数授業(タイルと5・2進法:繰り下がりの計算)」で詳しく解説しています。

この動画を参考に、

5.2進法で理解しやすい

12-5型(5のかたまりを引く)
12-6型、12-7型(5のかたまり以外のバラの部分が、引く数より引かれる数が大きいので5のかたまりを分解しなくてもよい)

をかんたん問題に分類しました。

あとはどれも5のかたまりを分解する問題になりますが、バラの部分がない10と15は比較的わかりやすいのかなと思い、10-□、15-□の引き算をふつう問題に入れてあります。

残りの問題、5のかたまりを分解し、残りのバラの部分と合成する引き算は、むずかしい問題に入れてあります。

まとめるとこのようになります。

ひき算素過程難易度別分類

くりさがりなしは

緑に白文字がかんたん問題
オレンジに白文字がふつう問題
赤に白文字がむずかしい問題

くりさがりありは

うぐいす色に黒字がかんたん問題
黄色に黒字がふつう問題
桃色に黒字がむずかしい問題

です。

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